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2009年1月12日 (月)

ため息が曇らせた電車の窓

やはり1月は寒い。横浜では大体10度前後。北国に比べればなんてことはない気温だが、横浜生活者の私にとってはきつい。最近はいいニュースがないせいか、朝からあまり気が晴れない。新聞記事には景気低迷、リストラ、暗いことが多く、明日はわが身と考えざるを得ない。こうした不安から生じるのだろう。通勤電車の中で本を読んでも、さっぱり内容が頭に入らないので、窓際に立ち景色でも眺めていようとリラックスしていた。外気との温度差で電車の窓が曇りやすい。手でおもいっきり拭いて、外の景色がクリアーになるようにした。しかしすぐに窓は曇る。曇っては拭き、曇っては拭き、何度か繰り返していた。きっと深いため息が原因だろう。やがて拭くのも面倒になり、曇った窓をただただ見つめていると、ドライアイになった時の、あるいは目やにがたまった時の、そんな感覚に陥った。いくら瞬きしても、視界は曇るばかりである。『よし、最後のひと拭き!!』。目の前が明るくなり、一瞬ポジティブな光が体に走った。ここからはため息はつかないぞ。

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